読書日和

読んだ本のこと。ときどき、邦画の感想とブログライターの記事も。



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「夏の庭」 湯本香樹実

2007-07-28-Sat
音楽が聞いた当時のことを思い出させてくれるように、本も読んだときのことを
思い出させてくれます。
この本は、高校生の夏休みに祖母が入院していた病院のロビーで読みました。
病院のひんやりとした感じをとてもよく憶えていて、"死"について考えさせられる
内容も印象的でした。夏になると読みたくなる一冊です。

夏の庭―The Friends (新潮文庫)夏の庭―The Friends (新潮文庫)
(1994/03)
湯本 香樹実

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小学6年の夏、ぼくと山下、河辺の3人は、人が死ぬ瞬間を見てみたいという
好奇心から、町外れに住むおじいさんを見張ることにする。
一方、観察されていると気づいたおじいさんは、憤慨しつつもやがて少年たちの
来訪を楽しみに待つようになる。
ぎこちなく触れあいながら、少年達の悩みとおじいさんの寂しさは解けあい、
忘れられないひと夏の友情が生まれる。〜amazonより〜

"死"への好奇心からおじいさんを観察することにしたぼくと山下と河辺。
最初はおじいさんの顔がなかなか覚えられない、と言っていたぼくでしたが、
観察がばれてだんだんおじいさんと接する機会が増えると、
たくさんいる不特定多数のおじいさんがたった一人のおじいさんになっていきます。

ぼくたちとおじいさんが仲良くなっていく過程がとても自然に描かれていました。
ぼくたちはおじいさんから、家の手入れの仕方、草花の名前、漢字、
そして戦争の悲惨さを学び、おじいさんもまた彼らと語ることで、
寂しさが軽減し生き生きとし始めます。

そして仲良くなった分、おじいさんの死はとても重い。
それまでぼくたちにとって"死"は得体の知れない恐怖でしたが、初めて身近な人の
死を経験したぼくたちは、"死"がその一瞬にある恐怖なのではなく
長い人生の最後に在るものであることを知ります。

3人の少年たちの家庭環境が複雑すぎた感じもしましたが、
少年たちはこの夏の経験を絶対に忘れないし、それぞれの人生をゆっくりしっかり
歩んでいくんだろうなと思いました。

COMMENT



2007-08-04-Sat-20:42
モンガさん、
コメントありがとうございました♪
「しずかな日々」、読んでみます!
今後ともよろしくお願いします☆

初めまして

2007-08-04-Sat-08:11
おはようございます、accoさん。
この本は、いいですね。
今年の4月ころから古本に興味を持って古書展・古本市にも行ったりしています。先日の古書展、そこで、湯本香樹実 【ボーイズ イン ザ シネマ】キネマ旬報社を発見して直ぐに手に取って買ってしまいました。映画のエッセイ本です。
 【しずかな日々】 椰月 美智子 著  講談社もオススメです。少年とおじいさんの交流を描いています。

ブログリストの件はOKですよ。あまり参考になるかどうかわかりませんが。

2007-08-01-Wed-08:44
naruさん、おはようございます!
子どもと老人の交流を描いた本は
たくさんありますが、
「夏の庭」が基本になっている
ような気がします。
おすすめですよ♪

2007-07-31-Tue-19:46
accoさん こんばんは♪
この記事にコメントしょうと思いつつ、遅くなって
しまいました。
去年から『夏の庭』読もう読もうと思いつつ、
読めていない作品です。
やはりとても良い作品のようですね。楽しみ♪

2007-07-29-Sun-11:34
・ソルトさん、こんにちは。
「夏の庭」の舞台を見て涙ぐむ息子さんはとっても
優しいんでしょうね♪
思えばこの本、今の時期に毎年読んでいるかも
しれません。。

・しんちゃんさん、こんにちは。
早くないです!私もです!
おじいさんの奥さんを探すシーンなどもずっとも
うるうるしてました。
ところで、ブログのテンプレートを変えたのですが、
いろいろ探した結果、しんちゃんと同じmi104cさん
のものになりました☆




2007-07-29-Sun-08:53
これは泣けるよね!
子供たちがおじいさんのお手伝いをする。
これだけで泣きそうになりました。早すぎか(笑)
最後はもちろん号泣でした。

たくさんの方に読んで欲しい作品ですね!!

2007-07-28-Sat-22:30
こんばんは。
『夏の庭』、ホントに名作だと思います。
子どもは勿論、大人が読んでも心にググッときますね。
私も大好きな本の一冊ですよ。
前にもコメントしましたが、舞台劇されたものを観て、当時小学生だった息子は、隣りの席で目に涙いっぱいでした。
「 夏になると読みたくなる一冊」、まさにそうですね。

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「夏の庭」湯本香樹実

夏の庭―The Friends湯本 香樹実 (1994/03)新潮社 この商品の詳細を見る小学6年の夏、ぼくと山下と河辺の3人は、人が死ぬ瞬間が見てみたい。そういういう好奇心から、町外れに住むおじいさんを見張ることにする。一方観察されて
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