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「シルエット」 島本理生
2007-07-24-Tue
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そっと抱きしめたい、人を想う痛みといとおしさ。
清新な感性がきらめく17歳のデビュー作。群像新人文学賞優秀作受賞。
〜amazonより〜
「シルエット」「植物たちの呼吸」「ヨル」の3編が収められていて、
どれも主人公の揺れ動く心や、若さからくる繊細さを的確に表現しています。
表題作の「シルエット」は、今は大学生のせっちゃんと付き合っているけれど、
どこかで元恋人の冠くんのことが忘れられないでいる"わたし"の物語。
両親が悲しい形で別れ母親の面倒を見ている冠くんは、女性に触れることが
できなくなってしまった男の子でした。
せっちゃんを好きな気持ちとは別のところで、冠くんへの思いが残っている"わたし"
を通して、他人を理解することの難しさ、人を好きになることの高揚と葛藤が
描かれています。ストーリーや構成で驚かされるようなことがなくても、
静かな世界観を味わえる良い作品です。
著者があとがきで述べている「書きたかったのは、ずっと一人だけで守ってきた
心の中に初めて他人という存在が深く関わってくるときの感覚や気持ちで、
その息苦しさや、それでもだれかを強く必要とする気持ちを、
この本から感じ取っていただけたら嬉しい」という言葉が印象的でした。
COMMENT
2007-07-25-Wed-00:54
2007-07-24-Tue-21:31
accoさん、はじめまして、こんばんは。
トラックバックどうもありがとうございました。
私も島本さんの作品は今のところ全部読んでます。
自分には合わない話もちらほらあるのですが、
私も落ち着いた文章は読みやすくて好感を持っています。
トラックバックどうもありがとうございました。
私も島本さんの作品は今のところ全部読んでます。
自分には合わない話もちらほらあるのですが、
私も落ち着いた文章は読みやすくて好感を持っています。
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「シルエット」島本理生
シルエット島本 理生女性の体に嫌悪感を覚える元恋人の冠くん。冠くんと別れ、半ばやけでつき合った遊び人の藤井。今の恋人、大学生のせっちゃん…人を強く求めることのよろこびと苦しさを、女子高生の内面から鮮やかに描く群像新人賞優秀作の表題作と15歳のデビュー作他1篇



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コメントありがとうございます!
全部読んでいる作家さんてなんだか特別な思いを
持ってしまいます。
これからもお邪魔させてくださいネ。