読書日和

読んだ本のこと。ときどき、邦画の感想とブログライターの記事も。



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「夢を与える」 綿矢りさ

2007-05-12-Sat
ここのところ、元モー娘メンバーの辻ちゃんの妊娠・結婚が話題になっています。
幸せそうな会見を見て「辻ちゃんも大人になったなー」なんて思いました。

ところで、このニュースを聞いたときにある一冊の本を思い出しました。

夢を与える夢を与える
(2007/02/08)
綿矢 りさ

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チャイルドモデルから芸能界へ。
幼い頃からテレビの中で生きてきた美しくすこやかな少女・夕子。
ある出来事をきっかけに、彼女はブレイクするが…。
成長する少女の心とからだに流れる18年の時間を描く待望の長篇小説。
〜amazonより〜

芸能界という華やかだけれど移ろいやすい世界で、夕子は翻弄されながらも
成長していきます。芸能人としてスケジュールをこなす日々、恋愛に対しての
事務所からの圧力などが書かれていて、
辻ちゃんもいろいろあったんだろうなぁなんて思ってしまいます。

「夢を与える」は芥川賞で話題になった綿矢りささんの3作目です。
本の厚みや表紙から、「インストール」「蹴りたい背中」とはだいぶ雰囲気が違うな
と思いました。

中身も、一人称が三人称になり、説明の文章が増え、
これまでの若々しく軽い感じが、ものすごい安定感に変わっていました。
それでも一気に読まされてしまう文章の滑らかさは健在で。

どちらが好きというより、これはこれで良い、と思いました。
ラストは重かったですが。。。

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