読書日和読んだ本のこと。ときどき、邦画の感想とブログライターの記事も。 |
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「ジョゼと虎と魚たち」 田辺聖子
2007-06-19-Tue
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どこかあやうくて、不思議にエロティックな男女の関係を描く表題作他、
仕事をもったオトナの女のさまざまな愛と別れを描いて、素敵に胸おどる
短編8編を収録した珠玉の作品集。〜amazonより〜
足が悪く車椅子がないと動けないジョゼは、ほとんど外出したことがなくひっそりと
暮らしていました。市松人形のように美しい外見だが、態度は高飛車。
そんな彼女が大学を出たばかりの恒夫と出会い、、というストーリー。
映画『ジョゼと虎と魚たち』を観た後に読んだのですが、短編集だったことに
まず驚きました。表題作は30ページに満たないくらいの短い話で、
これをよく映画化しようと思ったなぁと。
でも、主演の池脇千鶴さんと妻夫木聡さんがジョゼと恒夫のイメージにぴったりで、
とても良い映画でした。
映画と小説は展開も結末も違っていたのに、読み終わった後の気持ちはなぜか
同じでした。ジョゼと恒夫が幸せになれる気がしない危うい感じと、
幸せになってほしいという願いが残るのです。
他の7つの短編もそれぞれとても短いながら大人の色気にあふれた作品ばかり。
様々な経験を重ねて、とても現実的な生き方をしている女性たちの恋愛が
描かれていて、女性の人生って様々だな、と思いました



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