読書日和読んだ本のこと。ときどき、邦画の感想とブログライターの記事も。 |
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「リリイの籠」 豊島ミホ
2008-06-02-Mon
![]() | リリイの籠 (2007/12/14) 豊島 ミホ 商品詳細を見る ![]() |
女の子同士って、むずかしいけれどやっぱり特別。
女子高を舞台にキラめく感情の交差を描き出した、書下ろし1編を
含む全7編。〜amazonより〜
仙台の女子高を舞台にした短篇集で、在校生、卒業生、教師などの7人
が主人公になります

私は共学だったので、女子高に対しては憧れる反面、閉塞感のようなもの
を感じていて、その独特な雰囲気をとても感じられる1冊でした。
ストーリー自体はありふれているのに、女の子同士のあいだにある嫉妬や
優越感、優しさや残酷さをとても上手に描いていました。
こういう女の子特有の気持ちって、この年代ならではのような気もするし、
いくつになっても変わらない気もするし、それならどういう気持ちでいるのが
1番自分らしくいられるんだろう、、、と考えてしまいました。
誰もが認める可愛い女の子と容姿の劣る女の子の「いちごとくま」、体育会系
の女の子と文化系の女の子の「やさしい人」が特に好きでした。
接点のなさそうなふたりがふとしたことで交流を持ち、そこでいろんな気持ちが
生まれる。そういう話を書くのが豊島さんは本当にうまいです。
収録作品:「銀杏泥棒は金色」「ポニーテール・ドリーム」「忘れないでね」
「ながれるひめ」「いちごとくま」「やさしい人」「ゆうちゃんはレズ」



![yom yom (ヨムヨム) 2008年 07月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/416Dez4l19L._SL75_.jpg)



