読書日和

読んだ本のこと。ときどき、邦画の感想とブログライターの記事も。



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「ナナイロノコイ」

2008-04-30-Wed
ナナイロノコイ―恋愛小説ナナイロノコイ―恋愛小説
(2003/08)
江國 香織

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あなたの恋は、どんな色?
出会いの予感、別れの兆し。7人の作家が描き出す、贅沢でドラマチックな
7つの恋模様。書き下ろし6作+オリジナル1作で贈る恋愛小説アンソロジー。
〜amazonより〜

収録作品:
「ドラジェ」江国香織、「そしてふたたび、私たちのこと」角田光代、
「帰れない猫」井上荒野、「これっきり」谷村志穂、「ビルの中」藤野千夜、
「くらげ」ミーヨン、「手のひらの雪のように」唯川恵

ソウル生まれの作家・ミーヨンさんが初読みでした。こんな風に、新しい作家
さんに出会えるのがアンソロジーの良さのひとつですよね

個人的にはラストの「手のひらの雪のように」が1番好きでした。
この本の中でというよりも、ここ最近呼んだ短編の中で1番好きかも。。。
ストーリーは、付き合っていた彼氏と自分の友だちの浮気を知ってしまった
主人公・ナオが、友だちの彼氏だった俊太郎とともに自分の気持ちに
結論を出していく、というもの。

ナオと俊太郎が繰り広げる男と女に関する議論がとても的を得ていました。
「男と女が理解し合うのに必要なのは、理解したいと思う気持ち。それを望む
気持ちがある限り、なんとななるんじゃないか」
「あの時私たちは、もっとぶつかって、話し合って、たくさん抱き合って・・・、
ふたりで答えを見つけなきゃならなかったんだわ」
こういう文を読んで、相手を理解しようとコミュニケーションをとることが
恋愛の基本だと改めて思いました。

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