読書日和

読んだ本のこと。ときどき、邦画の感想とブログライターの記事も。




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「蹴りたい背中」 綿矢りさ

2008-04-08-Tue
蹴りたい背中蹴りたい背中
(2003/08/26)
綿矢 りさ

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高校に入ったばかりの蜷川とハツはクラスの余り者同士。
やがてハツは、あるアイドルに夢中の蜷川の存在が気になってゆく…。
いびつな友情? それとも臆病な恋!? 
不器用さゆえに孤独な二人の関係を描く、待望の文藝賞受賞第一作。
第130回芥川賞受賞。〜amazonより〜

主人公・長谷川初実(ハツ)は、陸上部に所属する高校1年生。
クラスの女の子たちの仲間意識が嘘っぽく感じられて、なかなかとけこむ
ことができないでいます。
そんなハツが同じく余り者になっている男子・にな川と出会い、
人気モデル・オリチャンの熱狂的なファンである彼に惹かれていきます。

前作『インストール』同様、思春期の女の子が日常の中で感じる
もどかしい気持ちが描かれていて、でも、前作の朝子が人と交わることを
諦めかけていたのに対して、ハツは人と交わりたいと願ってもがいている
ような印象を受けました。高校生の頃を思い出すなぁ。。。

それにしても、相変わらず綿矢さんの作品は文章のリズムが綺麗で、
特に冒頭が素晴らしいんです!


これで、綿矢さんが出している本の感想は全て書きました。
綿矢さんは3冊しか出してないんじゃ・・・と思った方もいると
思いますが、ちょっと嬉しいものですね☆

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