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「ラヴレター」 岩井俊二
2007-12-13-Thu
![]() | ラヴレター (角川文庫) (1998/03) 岩井 俊二 商品詳細を見る ![]() |
雪山で死んだフィアンセ・樹の三回忌に博子は、彼が中学時代に住んでいた
小樽に手紙を出す。天国の彼から?今は国道になっているはずのその住所から
返事がきたことから、奇妙な文通がはじまった。〜amazonより〜
主人公・博子は雪山で死んだ恋人・藤井樹の中学時代の卒業アルバムから
当時彼が住んでいた住所を知り、今はもう国道の下になり存在しないその住所
へと手紙を出します。
「拝啓、藤井樹様。 お元気ですか?私は元気です」
すると、届くことのないはずの手紙に返事が、、、
「拝啓、渡辺博子様。 私も元気です。でもちょっと風邪気味です」
これが、奇妙な文通の始まりでした。
同姓同名が引き起こしたこの文通を中心としたストーリー。
舞台が雪の降る北海道というのがとても良かったです。人のぬくもりがより
伝わるんです。博子と現在の恋人・秋葉との関係、樹(女性の)と家族の関係、
それぞれに優しさが溢れていて、過去を思い出すことが、つらいだけじゃなくて
温かいものだということを感じました。
この本は岩井俊二監督の映画「ラブレター」の小説版なんですが、この映画、
とても好きで3回観ています。画面に広がる雪景色と中山美穂さんの
繊細な雰囲気が魅力で、映画を観てから本を読むことをおすすめします。



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