読書日和読んだ本のこと。ときどき、邦画の感想とブログライターの記事も。 |
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『フライ、ダディ、フライ』
2008-05-13-Tue
![]() | フライ,ダディ,フライ (2005/12/09) 岡田准一、堤真一 他 商品詳細を見る ![]() |
『GO』の金城一紀原作・脚本、岡田准一と堤真一主演による青春ドラマ。
娘を襲った男に復讐を誓う中年サラリーマン・鈴木は、包丁を片手に男の
高校に乗り込む。しかし焦って高校を間違えた鈴木は、その学校の
不良生徒・舜臣に一撃でのされてしまい・・・。〜amazonより〜
大事な大事な娘を傷つけられた鈴木(堤真一さん)。相手の石原はボクシング
の凄腕で、学校側も事件をお金でもみ消そうとするような卑怯な先生ばかり。
意気込んで相手の学校へのりこむも、学校を間違えて、岡田准一さん演じる
スンシンたちと出会います。
鈴木から事情を聞いたスンシンたちは、「特訓してやるから石原を倒せ」と。
スンシンが言う、
「俺が教えるのは勝ち方じゃねえ、戦い方だ」
「大切なものを守りたいんだろ?おっさん」
などの言葉がとても胸にしみました。強くなるのは、相手を倒すためじゃなくて
自分の大切なものを守るためなんですね。
主演のふたりもとても良かったです。
堤真一さんは格好いい役も情けない役も両方出来る素晴らしい役者さんだと
思いますし、岡田准一さんは表情がとても素晴らしい役者さんで、ふとした
表情からスンシンの強さと繊細さがとてもよく伝わりました。
そんなふたりのあいだに芽生えた友情も爽やかで良かったです♪
↓こちらもオススメ。
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『スウィングガールズ』
2008-05-13-Tue
![]() | スウィングガールズ (2005/03/25) 上野樹里、貫地谷しほり 他 商品詳細を見る ![]() |
野球部の応援に行った吹奏楽部にお弁当を運んだ補習クラスだったが、
炎天下、チンタラ運んでいたせいで、お弁当は腐り、吹奏楽部は体調を
崩してしまう。ひとりだけお弁当を食べなかった男子・中村は、即席吹奏楽部
を作ろうと思いつく。責任をとらせようと補習クラスの女子を誘うが、吹奏楽を
やるには人数が足りなかったため、ビッグバンドでジャズをやることに。
でも女子たちは楽器などロクにやったことがなかった…。〜amazonより〜
『ウォーターボーイズ』の矢口史靖監督のガールズ版『ウォーターボーイズ』
ともいうべき作品。地方の普通の(というかむしろ劣等性の)高校生が
とてもミスマッチな事に全力で取り組むサクセスストーリーです。
もちろんみんな楽器の素人で、サックスやトランペットなど初めて持ったばかり
の楽器と格闘の日々。それでもみんなでひとつのものを作るときの
『なんかいぐね?!
』という気持ちがとても伝わってきて、観ていて明るく楽しい気分になれます。
地元が山形で、吹奏楽部だった私にはかなりつぼにはまるストーリーでした。
そして、ウォーターボーイズにしてもスウィングガールズにしても、その
パフォーマンスを披露するシーンがやはりすごい感動するんです。
出演者のみなさんが自力で演奏しているので、映画の中の彼女たちと、
演じている女優さんたちの努力を思って二重の感動なんでしょうね。
↓こちらもオススメ。
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『秘密』
2008-05-12-Mon
![]() | 秘密 (2000/09/21) 広末涼子、小林薫 他 商品詳細を見る ![]() |
原作は東野圭吾のベストセラー・ファンタジー小説。
バスの交通事故により母親(岸本加世子)が死に、娘(広末涼子)は
生き残った。しかし、生き残った娘の心は、死んだはずの母親のものだった。
それは残された父親(小林薫)と娘の秘密となったが、
夫婦なのか親子なのか、奇妙な生活は…。〜amazonより〜
突然の事故で妻・直子(岸本加世子さん)を亡くした平介(小林薫さん)。
しかし、助かった娘のもなみ(広末涼子さん)の体には直子の意識が
乗り移っていたのです!
この日から、平介と、娘の体を持った妻との不思議な生活が始まりました。
初めは亡くなったと思っていた妻が家に帰ってきたようで嬉しくもあった平介
ですが、やはり体は娘、自然な夫婦のように愛し合うことはできず、
次第にふたりの気持ちにすれ違いが生じます。
急に高校生に戻った直子は、もう一度青春をやり直そうと生き生きとしだし、
そんな直子に嫉妬すら覚える平介。
この頃の平介はとても複雑な想いだったと思うのですが、そのあたりを
小林薫さんが、男らしさを残しつつ一生懸命がゆえのかっこ悪さもある、
非常に味のある演技で魅せています。
ラストでは、とても切ない秘密が明らかになります。。
特にラスト部分での広末さんの演技は素晴らしく、広末さんがアイドルから
女優に大きく成長した映画といえそうです。
「普通じゃない」 原田マハ
2008-05-12-Mon
![]() | 普通じゃない。―Extraordinary. (2007/09) 原田 マハ 商品詳細を見る ![]() |
花をこよなく愛し、就活するもことごとく失敗の御厨しいな26歳。
ひょんなきっかけで都市開発企業社長と知り合い、就職できたのだが…。
〜amazonより〜
ひょんなことから植物の声が聞こえるようになった主人公・御厨しいなは、
偶然植物園で知り合った老人が総合都市開発企業・権大開発の社長で
あったことから、その大企業に入社することになります

しかし配属されたのは秘書室とは言っても、地下4階にある別室「出島」。
何とそこは社長の妄想をかなえるための専担部署でした。
「強く願えば、きっとできる」がモットーである社長の最後の妄想、『都心の
ビルの屋上をすべて花畑に変えたい』に挑む、しいなの奮闘物語。
ファンタジーっぽい要素もあり、とても軽いテンポで物語は進んでいきます。
気軽に読める反面、もっと深いところまで書いてほしいと思う部分も
ありました。社長の妄想のエピソードも、しいなの恋愛の部分ももう少し
読みたかった。。
本の後半で"mixi"という単語が何度か出てきて、イマドキのお話だなぁと
思っていたら、この物語はmixiで連載されていたようですよ
『下妻物語』
2008-05-11-Sun
![]() | 下妻物語 (2004/11/26) 深田恭子、土屋アンナ 他 商品詳細を見る ![]() |
深田恭子と土屋アンナが共演、劇場ロングランヒットを記録したハイパー
青春コメディ。ロリータファッション命の桃子と、ヤンキー娘・イチゴの
ふたりがひょんなことから出会い、行動を共にすることに…。
〜amazonより〜
茨城県下妻市。
ぶりぶりのロリータファッションに身を包んだ桃子(深田恭子さん)は田舎町
では浮きまくりの存在。一方のイチゴ(土屋アンナさん)は、特攻服で原チャリ
をかっ飛ばすヤンキー。
そんなふたりの友情と成長を描いた物語です。
深キョンはテレビドラマの「神様、もう少しだけ・・・」以来、はまり役がないなぁ
と個人的に思っていたのですが、この役は深キョンにしかできない!
ロリータファッションも可愛いですし、マイペースな感じもぴったり。
そして、土屋アンナさんもこの映画を観るまではクールビューティなモデルさん
という印象でしたが、ヤンキーのイチゴを見事に熱く演じています。
宮迫博之さん・篠原涼子さん・阿部サダヲさん・樹木希林さんなど、他の
キャストもとても豪華

ギャグ満載(ジャスコのくだりとか、かなり笑えます)の軽いタッチの映画である
反面、思春期に誰もが悩む"自分らしさ"だったり、何かに向かって熱くなる
"エネルギー"をきちんと描いています。
面白くて、考えさせられる。これってすごい映画かもしれません
「神様からひと言」 荻原浩
2008-05-11-Sun
![]() | 神様からひと言 (光文社文庫) (2005/03/10) 荻原 浩 商品詳細を見る ![]() |
大手広告代理店を辞め、「珠川食品」に再就職した佐倉凉平。
入社早々、販売会議でトラブルを起こし、リストラ要員収容所と恐れられる
「お客様相談室」へ異動となった。
ハードな日々を生きる彼の奮闘を、神様は見てくれているやいなや…。
サラリーマンに元気をくれる傑作長編小説。〜amazonより〜
騒ぎを起こして大手広告代理店をリストラされた主人公・佐倉涼平。
彼が再就職したのは、多くの食品を扱う珠川食品でした。しかし、そこでの
初めての会議でも問題を起こした彼が異動になったのは、「お客様相談室」。
リストラ要因収容所と呼ばれる「お客様相談室」で涼平が出会ったのは、
パソコンオタクの羽沢、体は大きいがストレスで失語症になってしまった神保、
遅刻魔でギャンブル大好きな篠崎(でも実はクレーム処理のプロ)。
最初は謝ってばかりの仕事に何も見出せなかった涼平ですが、彼らとともに
いろいろなクレームを処理していく中で珠川食品の実態が明らかになり、
「会社って何だろう」という問いにぶつかっていきます。
私は仕事でクレームの電話をとることもときどきあるので、共感できる部分も
たくさんありましたし、現実はこんなふうにうまくいかないだろうけど、でも、
何かしなくちゃっ、と思わせてくれる作品でした。
「本からはじまる物語」
2008-05-03-Sat
![]() | 本からはじまる物語 (2007/12) 恩田 陸、石田衣良 他 商品詳細を見る ![]() |
総勢18名の豪華執筆陣による「本」「本屋」をテーマにした掌編小説集。
書店向けの広報誌に書き下ろしで連載されていたものを単行本に
したもので、18作品中17作品は初単行本化となります。〜amazonより〜
収録作品:
「飛び出す、絵本」恩田陸、「十一月の約束」本多孝好、「招き猫異譚」
今江祥智、「白ヒゲの紳士」二階堂黎人、「本屋の魔法使い」阿刀田高、
「サラマンダー」いしいしんじ、「世界の片隅で」柴崎友香、「読書家ロップ」
朱川湊人、「バックヤード」篠田節子、「閻魔堂の虹」山本一力、
「気が向いたらおいでね」大道珠貴、「さよならのかわりに」市川拓司、
「メッセージ」山崎洋子、「迷宮書房」有栖川有栖、「本棚にならぶ」梨木香歩、
「23時のブックストア」石田衣良、「生きてきた証に」内海隆一郎、
「The Book Day」三崎亜記
これだけ豪華な作家さんたちが『本』をテーマに書いたアンソロジーという
ことで、最近本は図書館で借りてばかりの私が即買いした本

10ページほどのお話の中でそれぞれの作家さんの特徴が出ていて、
ジャンルもファンタジー、SF、恋愛などさまざま。
ただ、どの作品も本に対する思い入れの強さと、本を開くといろいろな世界へ
行くことができるという感覚は共通しているように思いました。
最近お気に入りの柴崎さんが、やはりなにげない日常生活を切り取って
それをとても魅力的に描いてるのが良かったですし、冒頭の恩田さんの
作品とラストのの三崎さんの作品が繋がっているような設定なのが
面白かったです。
なんだか、本が好きで良かった〜と思える一冊でした













![yom yom (ヨムヨム) 2008年 07月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/416Dez4l19L._SL75_.jpg)



