読書日和

読んだ本のこと。ときどき、邦画の感想とブログライターの記事も。




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「エブリ リトル シング」 大村あつし

2008-01-15-Tue
エブリ リトル シングエブリ リトル シング
(2007/05/07)
大村 あつし

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不登校児を救った話としてインターネットを中心に話題沸騰の「クワガタと少年」。
あえて5本足のクワガタを買い求める少年の些細な行動が、夢や自分の
存在意義を見失った人々の人生と交錯し、物語は波紋のように広がっていく。
〜amazonより〜

インターネットで話題になっているとは全然知らずに、装丁の美しい感じと
Every Little Thing(アーティストの)が好きなので良いタイトルだなぁと思って
手にとりました。ちなみにEvery Little Thingとは、
"宇宙から見れば小さな存在であるあらゆるものたち"という意味なんだそう。

「クワガタと少年」・・・少年はなぜ5本足のクワガタを買おうと思ったのか
「ランチボックス」・・・貧乏に悩む女子中学生はなぜ救われたのか
「彼女はいつもハーティに」・・・バーのカウンター越しの恋は果たして実るのか
を含む6つのストーリーが収められています。

初めて読む作家さんで、読みやすい文章と巧みなストーリー展開が印象的
でした。どの物語にもぐっとくる言葉と"あ、この人どこかに出てきたな・・・"
という場面があって、最後まで楽しむことができました。
ちょっとクサすぎる台詞が海外の小説っぽい気もしましたけど。。

最後まで読んだ後に、もう1度最初の「クワガタと少年」を読みました。
そして、誰かの行動や台詞に救われることって日常生活にもたくさんあって、
そういうものに支えられて生きているんだなぁと思いました

『天然コケッコー』

2008-01-09-Wed
天然コケッコー 特別版 (初回限定生産2枚組)天然コケッコー 特別版
(2007/12/21)
夏帆.岡田将生.夏川結衣.佐藤浩市

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誰もが経験した"初恋"の煌きを描いた、くらもちふさこ原作の青春ラブストーリー!
山と田んぼが広がる木村町。方言丸出しの中学二年生・右田そよの通う
全校生徒たった6人の分校に、東京から格好良い転校生・大沢広海がやってくる。
やがて、そよは大沢が気になりだして…。〜amazonより〜

面倒見の良いそよと、ちょっとぶっきらぼうな大沢君。
そんなふたりの出会いから高校入学までを丁寧に描いた作品です。

なんといってもそよ役の夏帆さんがすごく良かったです。
飾った可愛さではない純粋な可愛さがそよにぴったりで、
ふとした瞬間に見せる切ない表情がとても素敵な女優さんでした。
それに、自分のことを「わし」と言ったり、
そよの口癖のように何度も出てくる「おおきに」も可愛かった♪

そよの日常(家族との時間、友人との関係、進学、そして初恋)がこんなにも
美しくて切ないのは、「もうすぐ消えてなくなるかもしれんと思やあ、
ささいなことが急に輝いて見えてきてしまう」というそよのこの言葉が
ぴったりだと思います。

終わることがわかってしまったとき、人はその大切さを改めて感じます。
でも、日常の中で終わりがわかってしまうことはとても少なくて、
いつも終わってから気がつきます。
だからこそ日常(今)を大切にしなければならないんですね。

そういうことを教えてくれる、かなり私好みの映画でした。
そして、こういう映画を好きと思える大人でいたいなぁと思いました

「小学生日記」 hanae*

2008-01-08-Tue
小学生日記 (角川文庫)小学生日記 (角川文庫)
(2005/07/23)
hanae*

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母と行くフリマのこと、両親の離婚、学校でのいじめ、新生活に戸惑う兄…。
モデルとして、女優として、そして一人の小学生として。
まっすぐでナイーブな感性が光る、天才作文家・hanae*ちゃんの第一作文集!
〜amazonより〜

解説で重松清さんが「小学生にしか書けないけれど、小学生には
書けない」と評しているのがまさにその通りで、
hanae*さんの日常(塾に通う話、両親と京都に旅行をする話など)が
小学生らしい視点と小学生とは思えない文章構成で綴られています。

hanae*さんは"帰国子女"と"モデル"という特殊な立場にいながら、
"ごく普通の小学生"としての生活をきちんと楽しんでいます。
そしてそこで感じたことを素直に精一杯伝えようとしているのが
ひしひしと感じられます。

ふとした文章から、小学生って大人が考えているよりもずっといろんなこと
を考えているんだな、小学生って毎日がめまぐるしくて一生懸命なんだな、
ということを感じ、私も頑張らなきゃという元気をもらった気がします。

小学生のときに読んでみたかったなぁ と思いました。

『どろろ』

2008-01-07-Mon
あけましておめでとうございます

去年はこの本ブログを始めたことでたくさんの本・ブロガーさんと
出会うことが出来ました。どうもありがとうございました。

今年もそんな出会いに期待しています。
そして、今年はもっと良いペースで更新していきたいと思います。

基本的には本の感想がメインですが、ブログライターの記事も混ざりますので
ご了承ください。(こちらは1ヶ月3000円くらいになっていて、本代として
活躍してくれている現状です。)

では、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます

どろろ(通常版)どろろ(通常版)
(2007/07/13)
妻夫木聡、柴咲コウ 他

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手塚治虫が遺した幻の傑作を、「黄泉がえり」の塩田明彦監督が完全映像化!
アクション監督に「少林サッカー」のチン・シウトン監督を迎え、壮大なスケールで
放つ”アクション・エンタテインメント”大作!〜amazonより〜

戦国武将・醍醐景光は、戦乱の世を治める力を得るため自分の子の体48箇所を
48体の魔物に差し出します。
こうして生まれたのが妻夫木さん演じる百鬼丸(ひゃっきまる)。魔物を倒すごとに
奪われた体を取り戻すことを知った百鬼丸は、魔物退治の孤独な旅に出ます。
そんな百鬼丸の存在を知った柴咲さん演じるコソ泥・どろろは、
百鬼丸の強さの象徴である妖刀を奪うため、その旅を追いかけ始め…。

かなり有名な原作らしいんですが、恥ずかしながら私は知らなかったので、
どんな話かもあまりわからずにいきなり映画を観ました。
が、それでも十分に楽しむことができました。

妻夫木さんて優しい役が多かったように思うんですが、百鬼丸は無口で無愛想。
それをとても見事に演じていました。
無口だからこそたまに発する声がとても印象的でした。

魔物と闘うシーンではCGとワイヤーアクションが駆使されていて、
最近のんびりとした邦画ばかり観ていたので
エンターテイメントな感じが新鮮で良かったです。

原作を知っている方がどういう感想を持たれるのか気になりますが、
この映画のために作られた(と思う)ミスチルの「フェイク」もとてもカッコ良くて、
星4つにしてみました。
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