読書日和

読んだ本のこと。ときどき、邦画の感想とブログライターの記事も。



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「ひょうたんから空」 銀色夏生

2007-05-10-Thu
ひょうたんから空ひょうたんから空
(1999/09)
銀色 夏生

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人間くさくてノーテンキなミタカは、家族の一員のようにいつもいる。
3月、南向きのぬれ縁に何か植えようかと相談していると、
家出中のパパが帰ってきた。そこで、みんなでひょうたんを作った。
何かを愛する時、愛するものがある時、愛していいものがある時、
人はやさしくなる。そしてそのやさしさは、ただやさしい。
「ミタカくんと私」に続く、ナミコとミタカの日常小説。〜amazonより〜

さらりと読める本です。
あまりにも淡々としていて、好き嫌いが分かれるのかもしれません。

でも、平凡な中にもグッとくる文章があったりします。
将来に悩むナミコが考えたことが書かれた文です。
「どんな仕事についても、接した人が、よろこんでくれて、
心にサッと春風が吹くような気分にさせられたら、いいな」
「私は、真面目に、したいことをするために、がんばろう。
はっきりわからなくても、好きな方向はわかるから、
そっちに近づくように、そっちむきにちょっとずつでも進もう」

思わず、そう!そうなりたいの!と思いました。もともと作者の銀色さんは
詩人なので、こういう心に響く文章が生まれるんだと思います

前作『ミタカくんと私』はこちら。。
ミタカくんと私 (新潮文庫)ミタカくんと私 (新潮文庫)
(2000/06)
銀色 夏生
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「卵の緒」 瀬尾まいこ

2007-05-08-Tue
ブログを始めることにしました☆☆☆

本を読むこと・映画(邦画)を観ることが好きなので、オススメを紹介しつつ
日々のことなども書いていけたらいいなぁと思ってます。

今日は、私が大好きな作家・瀬尾まいこさんのデビュー作を紹介します。

卵の緒 卵の緒
瀬尾 まいこ (2002/11)
マガジンハウス

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新しい家族のあり方を軽やかに描く第7回坊っちゃん文学大賞受賞作。
捨て子だと思っている小学校4年生の育生、妙ちきりんな母親、
そのとぼけたボーイフレンド、不登校の同級生、血の繋がらない親子を軸に、
「家族」を軽やかなタッチで描く。
坊ちゃん文学賞大賞受賞作に書き下ろし1編を収録。〜amazonより〜

自分のことを捨て子だと思っている育生は、母親にへその緒を見せてほしい
と言う。それに対して母親は、へその緒をしまっておく箱に卵の殻を入れて、
育生は卵で産んだと主張する。納得のいかない育生に母親が言った台詞。

「母さんは、誰よりも育生が好き。それはそれはすごい勢いで、
あなたを愛してるの。今までもこれからもずっと変わらずによ。
ねえ。他に何がいる?」

子どもが巻き込まれる事件が多い中で、血のつながりではなくてもっと
深いところで愛している関係が本当に素敵です。

また、瀬尾さんの文章はふんわりとしていて読みやすいです。
結構厳しい現実をさらりと書いていて、読後感がとても良いのです。
瀬尾さんは現役の国語の先生だと知り、どんな授業をしているのか
とても気になります。生徒のみなさんが羨ましいかぎりです
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