読書日和

読んだ本のこと。ときどき、邦画の感想とブログライターの記事も。




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『僕は妹に恋をする』

2008-06-24-Tue
僕は妹に恋をする プレミアム・エディション僕は妹に恋をする
(2007/08/29)
松本潤、榮倉奈々

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その時、世界は残酷なほど美しく見えた。 初めて本当に人を好きになった。
彼女の優しい笑顔は何気ない毎日を美しい景色に変えてくれた。
けれど、その美しさが心を締めつけてゆく。完全に叶うことのない想い。
僕は妹に恋をする―。〜amazonより〜

双子の兄妹の頼(より)と郁(いく)は、高校3年生。幼い頃は結婚を約束
するほどの仲良しでしたが、郁は最近の頼の冷たい態度が気になります。
しかし、それは愛情の裏返しで、郁に思いを寄せる男がいることを知った
頼はたまらなくなり、郁に告白をします。「ずっと好きだった」と。

兄と妹ながらお互いへの気持ちが止められないふたりの気持ちをとても
静かに描いた映画でした。純粋な想いなんだけど、兄弟となるとやっぱり
不純だし、どうなってしまうんだろう・・・とラストがとても気になりました。

頼に思いを寄せる女の子がふたりのキスを見てしまったり、母親がふたり
の関係をなんとなく怪しんだり、はらはらするシーンもありましたが、
期待していたラストは「もう終わり?!」という印象。観た人それぞれに
ふたりのその後を想像させるのがねらいなのかもしれません。。

自信家のイメージの松本潤さんと、天真爛漫なイメージの榮倉奈々さんが、
相手のことを想うがゆえに、ほとんどのシーンが苦しそうな切ない表情
だったのが印象的で、ふたりとも良い演技だなと思いました。

『恋するマドリ』

2008-05-20-Tue
恋するマドリ 通常版恋するマドリ 通常版
(2008/01/25)
新垣結衣、松田龍平、
菊地凛子 他

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新垣結衣 初主演&豪華キャストで贈る、甘く切ない青春ラブストーリー。
初めての一人暮らし。偶然が運命の出会いを運んでくれた。
新しい町、新しい部屋、新しい私。〜amazonより〜

ひとり暮らしを始めた美大生・ユイ(新垣結衣さん)に訪れたふたつの出会い。
ひとつは、忘れ物を取りに行った元の部屋の新しい住人・アツコ(菊地
凛子さん)。アツコの人柄やセンスに憧れを抱くユイ。
もうひとつは、新しい部屋の上の部屋に住むタカシ(松田龍平さん)。タカシの
勤め先でバイトをすることになったユイは、次第にタカシに惹かれていきます。

ある日、ユイはアツコとタカシが恋人同士だったことを知ります。しかもお互いに
嫌いになったわけではなく、特にタカシのほうは未練たっぷりの様子。
自分の恋を選ぶのか、大好きなふたりの幸せを選ぶのか、ユイの切ない
日々が始まるのでした。

ストーリー的には好きな映画なんですが、☆3つにしたのは、ユイがタカシに
惹かれる理由となるようなシーンがほしかったからと、プロレスラーが副業で
やっている引っ越し屋などのユーモアが私好みではなかったからです・・・。

この映画を観るまでは"笑顔"が印象的な新垣さんでしたが、無表情だったり、
困ったり怒ったり、そういう表情も素敵な女優さんだと思いました。
それになんといってもファッションとインテリアが可愛かった

『秘密』

2008-05-12-Mon
秘密秘密
(2000/09/21)
広末涼子、小林薫 他

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原作は東野圭吾のベストセラー・ファンタジー小説。
バスの交通事故により母親(岸本加世子)が死に、娘(広末涼子)は
生き残った。しかし、生き残った娘の心は、死んだはずの母親のものだった。
それは残された父親(小林薫)と娘の秘密となったが、
夫婦なのか親子なのか、奇妙な生活は…。〜amazonより〜

突然の事故で妻・直子(岸本加世子さん)を亡くした平介(小林薫さん)。
しかし、助かった娘のもなみ(広末涼子さん)の体には直子の意識が
乗り移っていたのです!
この日から、平介と、娘の体を持った妻との不思議な生活が始まりました。

初めは亡くなったと思っていた妻が家に帰ってきたようで嬉しくもあった平介
ですが、やはり体は娘、自然な夫婦のように愛し合うことはできず、
次第にふたりの気持ちにすれ違いが生じます。

急に高校生に戻った直子は、もう一度青春をやり直そうと生き生きとしだし、
そんな直子に嫉妬すら覚える平介。
この頃の平介はとても複雑な想いだったと思うのですが、そのあたりを
小林薫さんが、男らしさを残しつつ一生懸命がゆえのかっこ悪さもある、
非常に味のある演技で魅せています。

ラストでは、とても切ない秘密が明らかになります。。
特にラスト部分での広末さんの演技は素晴らしく、広末さんがアイドルから
女優に大きく成長した映画といえそうです。

『東京タワー』

2008-05-03-Sat
東京タワー 通常版東京タワー
(2005/07/21)
黒木瞳、岡田准一 他

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直木賞作家・江國香織の同名小説を元に、2組の人妻と青年の恋を綴る。
大学生の透は母の友人である詩史と惹かれ合う。一方、透の友人・耕二も
また主婦・喜美子と恋に落ちていくが…。〜amazonより〜

青山のセレクトショップを経営する詩史(黒木瞳さん)は夫がいながら、
友人の息子で20歳年下の透(岡田准一さん)と付き合っていました。
また、透の親友である耕二(松本潤さん)は、専業主婦の人妻・喜美子
(寺島しのぶさん)と不倫中。

詩史が人生の全てである透は、大学の授業以外はバイトもせずにずっと
詩史からの電話を待つ日々。
一方、耕二は軽い気持ちで喜美子と付き合い、同年代の恋人とのあいだを
自由に行き来する日々。

そんな対照的なふたつの不倫は、どちらも行き場のない関係であることに
変わりはなく、詩史の夫の登場や喜美子自身の不安定さから、その関係は
終わりに近づいていきます。

不倫という恋の甘さと苦さ、切なさと怖さを感じる作品でもあり、黒木瞳さんと
岡田准一さんの美しさで魅せる作品でもありました。

『ハチミツとクローバー』

2008-05-03-Sat
ハチミツとクローバー ~恋に落ちた瞬間~ハチミツとクローバー
(2006/07/14)
蒼井優、櫻井翔、伊勢谷友介 他

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羽海野チカ原作、美大を舞台に5人の若者が繰り広げる全員片想いの
青春純愛ラブストーリーを実写映画化。
DVDにはキャストの貴重なインタビュー、現場の撮影風景、5人のキャストが
お互いにカメラを向けた映像など貴重な映像満載。〜amazonより〜

美大の建築科に通う竹本は、花本先生の親戚のはぐみに一目惚れ。
小柄で可愛らしい感じからは想像もつかないようなダイナミックな絵を描くはぐみ
の天才ぶりは、竹本やもうひとりの天才・森田の心を突き動かします。
一方、陶芸科の山田は、建築科の真山に片思い。その真山は、山田の気持ち
に気づきつつも、バイト先のデザイン事務所の理花を一途に想っています。

もともと原作ファンの私。やはり気になったのはキャスティングでしたが、
はぐみ役が蒼井優さんだと知ったときには本当に嬉しかったです。
蒼井優さんのファンでもあるんです☆蒼井さん演じるはぐみが初めて声を
発したシーンなんて、あまりの可愛さににやけてしまいましたよ。

関めぐみさんはぱつんと切った前髪とそのスタイルの良さで見事に山田に見え
ましたし、伊勢谷友介さんももともと芸術家っぽいイメージがあったので森田役に
ぴったりでした。あと、個人的にすごく気に入ったのが理花役の西田尚美さん。
はかなげな感じがとてもよかったです。

ストーリーというよりは、ハチクロの特徴である"切ない片思い"と"自分探し"と
いう2つのテーマがたっぷり詰まった美しい映像を楽しむ、というような作品でした。
↓原作が未読の方はぜひぜひ読んでみてください

ハチミツとクローバー 10巻セットハチミツとクローバー 10巻セット
(2007/05/01)
羽海野 チカ

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『四月物語』

2008-04-22-Tue
四月物語四月物語
(1999/03/17)
松たか子

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松たか子が扮するのは東京の大学に通うため北海道の親元から離れて
ひとり暮らしを始めた女子大生。解放感と不安の交錯するその新しい生活が、
初春の武蔵野を舞台に淡々としたタッチでつづられていく。〜amazonより〜

楡野卯月・18歳は、武蔵野の大学に進学するために故郷の北海道から
上京してきた女の子。
物語は、卯月が、一人暮らしを始め、大学で友達ができ、サークルに入り、
そしてある目的があって近くの書店に通う…というものです。

岩井俊二さんと松たか子さんという組み合わせが意外な気がしましたが、
松さんのピュアで透明感のある佇まいが、その美しい映像にとても
マッチしていました。

四月の物語らしく桜吹雪がとても美しいですし、それだけでなく、自転車で
走る松さん、書店で立ち読みをする松さん、アパートで過ごす松さん、が
どれも美しくて、なんというか、松さんのための映画という感じなんです。。。

親もとを離れた女の子が、新しい環境にゆっくりと慣れていこうとする・・・、
ひとり暮らし経験者の私としては、とても共感でき、懐かしい思いのする
映画でした。春に何度も観たくなる映画ですね

『虹の女神』

2008-04-22-Tue
虹の女神 Rainbow Song虹の女神 Rainbow Song
(2007/04/27)
市原隼人、上野樹里 他

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『花とアリス』の岩井俊二がプロデュースを手掛け、市原隼人と上野樹里主演
で贈る青春ラブストーリー。
映像製作会社で働く智也は、ある日、大学時代の友人・あおいが飛行機事故
で亡くなったことを知り…。〜amazonより〜

全部で8章からなるストーリーは、「あおいが死んだ」というショッキングな
始まりで、そこから、あおい(上野樹里さん)と智也(市原隼人さん)の出会いに
遡って、大学時代や卒業後の彼らが描かれていきます。

2人の出会いは、智也が片思いの女の子に近づきたいがために、その友人の
あおいにキューピッド役を頼んだことがきっかけでした。
優柔不断で気の多い智也にあきれ気味のあおいでしたが、どこか憎めなくて、
だんだん気になる存在になっていきます。
そして、大学の映画研究会に所属して自主制作映画を撮っているあおいは、
自分が監督する映画の主演に抜擢するのでした。

この映画の最大の魅力は、上野樹里さんの演技だと思います
「のだめカンタービレ」の破天荒なのだめや、「ラストフレンズ」のボーイッシュ
な瑠可と同じ人ととは思えない、自然体で等身大の女の子をとても丁寧に
演じていて、吸い込まれるように観てしまいました。

特に、智也に対する想いを伝えたいけど伝えられなくて、自分でもどうしたら
いいかわからない・・・というシーンでみせる表情が切なくて、
一緒にもどかしくなってしまいました。(それにしても智也は鈍感すぎる。。。)

智也役の市原隼人さん、あおいの妹役の蒼井優さんの演技や、
あおいが作った映画「THE END OF THE WORLD」も見所だと思います。
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