読書日和読んだ本のこと。ときどき、邦画の感想とブログライターの記事も。 |
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「海からの贈物」 アン・モロウ・リンドバーグ
2007-08-15-Wed
![]() | 海からの贈物 (新潮文庫) (1967/07) アン・モロウ・リンドバーグ吉田 健一 商品詳細を見る ![]() |
女はどうすれば満たされるのだろうか。
居心地よさそうに掌に納まり、美しく螺旋を描く、小さなつめた貝が答えを
教えてくれる--。有名飛行家の妻として、そして自らも女性飛行家の草分けとして
活躍した著者が、離島に滞在し、女の幸せについて考える。〜ブックカバーより〜
『女性にお薦めの本』ということで前から知っていたのですが、ようやく読むことが
できました。海外の作家さんの本を訳すとどうしてもカタクなってしまう
部分があって、この本もそういうところはあったのですが、それでもこの本から
たくさんの大切なことを教わりました。
人生で起こる全てのできごとは「断続的」で「満ち引きする波」のようなものであり、
そのどの段階も意味がある...といった感じの文章があり、これが著者がいちばん
言いたかったことなんだと思います。
それをきちんと感じるためには、シンプルに生きることが大切なんですね。
自分に本当に必要なものを選んで暮らすことは、自分自身がどういう
人間であるかを知ることでもあります。そしてそれは、自分がこれからどのように
生きていきたいか、につながっていきます。日々の小さな選択が未来への第一歩
だということを忘れないようにしたいと思いました。
「白い犬とワルツを」 テリー・ケイ
2007-08-14-Tue
![]() | 白い犬とワルツを (新潮文庫) (1998/02) テリー ケイ 商品詳細を見る ![]() |
長年連れ添った妻に先立たれ、自らも病に侵された老人サムは、
暖かい子供たちの思いやりに感謝しながらも一人で余生を生き抜こうとする。
妻の死後、どこからともなく現れた白い犬と寄り添うようにして。
犬は、サム以外の人間の前にはなかなか姿を見せず、声も立てない―
真実の愛の姿を美しく爽やかに描いて、痛いほどの感動を与える大人の童話。
〜amazonより〜
ひとり残された父親の老いを過剰に心配しやきもきする子どもたちと、
ひとりで静かに余生を過ごそうとするサムとの間にある"ずれ"が
面白くもあり切なくもあります。
子ども達の愛情に感謝しながらも自由に行動するサムの態度は、自信に溢れて
いるのに穏やかで、それは古きよきアメリカの父親像なんだと思います。
そういうサムの生き方から、老いることについて、そして家族の絆について
考えさせられます。また、 サムの妻に対する深い愛情も素晴らしいもので、
白い犬とのふれあいを通して時折でてくる妻との思い出がとても美しく、
夫婦愛についても考えさせられます。
物語が後半に進むと、サムにしか見えなかった白い犬が、次第にまわりの
人々に姿を現すようになります。このあたりから、白い犬の正体が現実なのか
幻想なのかよりも、「あなたにはこの白い犬が見えますか。見えるような生涯を
送ってきましたか」という問いかけを感じます。自分には白い犬は見えるの
だろうか・・・?と、深く考えてしまいました。
「青空のむこう」 アレックス・シアラー
2007-07-12-Thu
たまに、外国の作家さんの本も読みます。
ユーモアを交えつつ、大切なことを教えてくれる本が多いように思います
ぼくはまだ決めかねてた。アーサーはぼくに背中をむけて歩きだした。
そのとたん、エギーやママやパパや友だち、ぼくが知ってる人たちの顔が次々に
浮かんで、どうしてももう一度会いたくなった。
すぐにぼくは決心した。「待って、アーサー。ぼくも行く」。
アーサーは立ち止まってぼくを待った。それからふたりで駆けだした。
“生者の国”を目指して―。〜amazonより〜
主人公の少年・ハリーは姉のエギーとケンカしたすぐあと自転車で買い物に行き、
トラックにはねられてしまいます。"死者の国"から"生者の国"に降り、
エギーに謝ろうとするハリーの物語です。
ハリーは、生きているときは何とも思っていなかったことの大切さに気がついたり、
天敵だと思っていたクラスメイトの意外な想いを知ったり、自分と同じように地上に
とどまっている死者たちと出会ったり、たくさんの冒険をします。
冒険の途中で、ハリーは自分が死んでしまっても世の中はちゃんと動いていること
を知り、ちょっとショックを受けます。それはとても悲しいことですが、
それが死んでしまうということなのかもしれない、と思いました。
"死"の先に何があるのか考えたことはあっても、それは誰にもわかりません。
この作品は、その世界を子どもの視点で書くことで、失って初めて気がつく
当たり前のことの大切さを教えてくれます。
ユーモアを交えつつ、大切なことを教えてくれる本が多いように思います

![]() | 青空のむこう (2002/05) アレックス シアラー 商品詳細を見る ![]() |
ぼくはまだ決めかねてた。アーサーはぼくに背中をむけて歩きだした。
そのとたん、エギーやママやパパや友だち、ぼくが知ってる人たちの顔が次々に
浮かんで、どうしてももう一度会いたくなった。
すぐにぼくは決心した。「待って、アーサー。ぼくも行く」。
アーサーは立ち止まってぼくを待った。それからふたりで駆けだした。
“生者の国”を目指して―。〜amazonより〜
主人公の少年・ハリーは姉のエギーとケンカしたすぐあと自転車で買い物に行き、
トラックにはねられてしまいます。"死者の国"から"生者の国"に降り、
エギーに謝ろうとするハリーの物語です。
ハリーは、生きているときは何とも思っていなかったことの大切さに気がついたり、
天敵だと思っていたクラスメイトの意外な想いを知ったり、自分と同じように地上に
とどまっている死者たちと出会ったり、たくさんの冒険をします。
冒険の途中で、ハリーは自分が死んでしまっても世の中はちゃんと動いていること
を知り、ちょっとショックを受けます。それはとても悲しいことですが、
それが死んでしまうということなのかもしれない、と思いました。
"死"の先に何があるのか考えたことはあっても、それは誰にもわかりません。
この作品は、その世界を子どもの視点で書くことで、失って初めて気がつく
当たり前のことの大切さを教えてくれます。






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