読書日和読んだ本のこと。ときどき、邦画の感想とブログライターの記事も。 |
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「蹴りたい背中」 綿矢りさ
2008-04-08-Tue
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高校に入ったばかりの蜷川とハツはクラスの余り者同士。
やがてハツは、あるアイドルに夢中の蜷川の存在が気になってゆく…。
いびつな友情? それとも臆病な恋!?
不器用さゆえに孤独な二人の関係を描く、待望の文藝賞受賞第一作。
第130回芥川賞受賞。〜amazonより〜
主人公・長谷川初実(ハツ)は、陸上部に所属する高校1年生。
クラスの女の子たちの仲間意識が嘘っぽく感じられて、なかなかとけこむ
ことができないでいます。
そんなハツが同じく余り者になっている男子・にな川と出会い、
人気モデル・オリチャンの熱狂的なファンである彼に惹かれていきます。
前作『インストール』同様、思春期の女の子が日常の中で感じる
もどかしい気持ちが描かれていて、でも、前作の朝子が人と交わることを
諦めかけていたのに対して、ハツは人と交わりたいと願ってもがいている
ような印象を受けました。高校生の頃を思い出すなぁ。。。
それにしても、相変わらず綿矢さんの作品は文章のリズムが綺麗で、
特に冒頭が素晴らしいんです!
これで、綿矢さんが出している本の感想は全て書きました。
綿矢さんは3冊しか出してないんじゃ・・・
と思った方もいると思いますが、ちょっと嬉しいものですね☆
「インストール」 綿矢りさ
2008-04-08-Tue
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突然、学校生活から脱落することを決めた高校生・朝子。
ゴミ捨て場で知り合ったクールな小学生かずよしに誘われて、
チャット風俗で一儲けすることに。押入れのコンピューターから覗いた
「オトナの世界」とは?文芸賞受賞作。〜amazonより〜
みんなと同じことをしていることに疑問をもった女子高生・朝子。
学校に行くことを辞め、部屋の中の物を全部捨てることに決めた朝子は、
マンションのゴミ捨て場で出会った小学生・かずよしから
インターネットを使ったアルバイトの話をもちかけられ・・・というストーリー。
まず初めの1ページ目で、「あ、新しい
」と思いました。独特な文章のリズムや表現の仕方が新鮮で、とにかく読むのが楽しくて、
あっという間に読んでしまいました。
史上最年少の17歳での文藝賞受賞として話題になった作品ですが、
この"新しさ"に与えられた賞なんだろうなぁと思います。
インターネットやチャットといった現代的な要素が描かれていることが
よくメディアなどで取り上げられていましたが、物語の核にあるのは
17歳という子どもでも大人でもない微妙な年齢に感じる気持ちで、
それを素直に表現している作品だと思いました。
「生身の人間に会いたい」と感じた朝子が、これからどんな人間関係を
築いていくのかをつい想像してしまうのでした。
「夢を与える」 綿矢りさ
2007-05-12-Sat
ここのところ、元モー娘メンバーの辻ちゃんの妊娠・結婚が話題になっています。
幸せそうな会見を見て「辻ちゃんも大人になったなー」なんて思いました。
ところで、このニュースを聞いたときにある一冊の本を思い出しました。
チャイルドモデルから芸能界へ。
幼い頃からテレビの中で生きてきた美しくすこやかな少女・夕子。
ある出来事をきっかけに、彼女はブレイクするが…。
成長する少女の心とからだに流れる18年の時間を描く待望の長篇小説。
〜amazonより〜
芸能界という華やかだけれど移ろいやすい世界で、夕子は翻弄されながらも
成長していきます。芸能人としてスケジュールをこなす日々、恋愛に対しての
事務所からの圧力などが書かれていて、
辻ちゃんもいろいろあったんだろうなぁなんて思ってしまいます。
「夢を与える」は芥川賞で話題になった綿矢りささんの3作目です。
本の厚みや表紙から、「インストール」「蹴りたい背中」とはだいぶ雰囲気が違うな
と思いました。
中身も、一人称が三人称になり、説明の文章が増え、
これまでの若々しく軽い感じが、ものすごい安定感に変わっていました。
それでも一気に読まされてしまう文章の滑らかさは健在で。
どちらが好きというより、これはこれで良い、と思いました。
ラストは重かったですが。。。
幸せそうな会見を見て「辻ちゃんも大人になったなー」なんて思いました。
ところで、このニュースを聞いたときにある一冊の本を思い出しました。
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チャイルドモデルから芸能界へ。
幼い頃からテレビの中で生きてきた美しくすこやかな少女・夕子。
ある出来事をきっかけに、彼女はブレイクするが…。
成長する少女の心とからだに流れる18年の時間を描く待望の長篇小説。
〜amazonより〜
芸能界という華やかだけれど移ろいやすい世界で、夕子は翻弄されながらも
成長していきます。芸能人としてスケジュールをこなす日々、恋愛に対しての
事務所からの圧力などが書かれていて、
辻ちゃんもいろいろあったんだろうなぁなんて思ってしまいます。
「夢を与える」は芥川賞で話題になった綿矢りささんの3作目です。
本の厚みや表紙から、「インストール」「蹴りたい背中」とはだいぶ雰囲気が違うな
と思いました。
中身も、一人称が三人称になり、説明の文章が増え、
これまでの若々しく軽い感じが、ものすごい安定感に変わっていました。
それでも一気に読まされてしまう文章の滑らかさは健在で。
どちらが好きというより、これはこれで良い、と思いました。
ラストは重かったですが。。。






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