読書日和

読んだ本のこと。ときどき、邦画の感想とブログライターの記事も。




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「ほたるの星」 宗田理

2007-09-06-Thu
ほたるの星 (角川文庫)ほたるの星 (角川文庫)
(2004/01)
宗田 理

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念願の教師になり山口県の小学校に赴任した元。
が、子どもたちは、バラバラでしらけ気味。親は、要求ばかり。教師も型どおり。
ある日、元は子どもたちにほたるの飼育を呼びかけた。
子どもたちはだんだん本気になり、周囲を巻き込み、いくつもの困難を乗り越え
幼虫を育てていく。実話をもとに映画化された感動作「ほたるの星」の原作本。
〜amazonより〜

元は、母親の死から心を閉ざしてしまった比加里や、自分の意見ばかり主張する
保護者に悩んでしました。
しかし、ふとしたことからクラスでほたるを飼育することになり、その飼育を通して
彼らは次第に変化してゆきます。

「あれ、その後どうなったの?」と思うような部分がいくつかあってちょっと
残念でしたが、それ以上にこんな経験したかった!と思いました。
ほたるのシーンがどのように映像化されたのか、映画もとても気になります。

中学時代、宗田理さんの"ぼくらの"シリーズをほとんど全て読んでいたので、
こういうお話も書くんだな〜と思いました。
"ぼくらの"シリーズも久々に読んでみたくなりました。

「誰よりもつよく抱きしめて」 新堂冬樹

2007-06-27-Wed
誰よりもつよく抱きしめて (カッパノベルス)誰よりもつよく抱きしめて
(2005/09/26)
新堂 冬樹

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月菜と夫・良城は結婚八年目。
表向きは仲睦まじく見える二人だが、強迫的な潔癖症を患う良城は月菜に直に
触れることさえできない。月菜は書店を訪れた青年・克麻に惹かれていくが、
彼も深刻な悩みを抱えていた…。〜amazonより〜

良城は不潔潔癖症と不完全潔癖症という病気を患い、あらゆるものに直接
触ることが出来ません。携帯やリモコンにはラップをかけ、
妻である月菜に触れるのもウェットティッシュで消毒をしてからです。

ふたりが悩んで傷つきながらも、心からお互いを想っているのが、読んでいて
つらかった・・・。相手を傷つけないように優しくすることがますます相手を
苦しめてしまうという悪循環。「ごめん」ばかり言われると、なんだか自分が
悪いことをしたような気になってくる、そういう気持ちが毎日だと思うと・・・。

そんなふたりの生活に変化が訪れます。
月菜の前には、訳ありの年下の男性・克麻が現れ、良城も同じ病気に苦しむ女性・
千春に出会い、さらにふたりは苦しむことになります。
普通であれば壊れてしまったであろうふたりの関係にラストで希望がみえたのは、
ふたりが悩みながらも夫婦という関係を続けてきたからのような気がします。

好きなのに相手に触れることさえできないのは、とても哀しいことだと思います。
でも、好きな人が近くにいてくれるだけで幸せなんじゃないかなーと思う私は
まだまだ子どもなのでしょうか。。。
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